日塗工番号 05-30T 紅赤(べにあか)
| 日塗工番号 | 05-30T |
|---|---|
| マンセル値 | 5R3/10(R=赤色) |
| RGB | RGB(138,0,23) |
| トーン | こい |
| 色票 |
|
| 色名 | 紅赤(べにあか) |
※色名については、確実ではなく、近似色の名前を表示している物もあります。また、色票や色名が登録されていないものは空欄となります。
「05-30T」紅赤(べにあか)を使用した
塗装工事の見積りは無料です
塗料・塗装色見本「05-30T」紅赤(べにあか)について
日塗工番号「05-30T」は、“紅赤(べにあか)”に近い、わずかに紫みを帯びた鮮やかで情熱的な赤色です。
「紅赤(べにあか)」は、日本の伝統色のひとつで、古来より晴れやかさと華やぎを象徴する色として用いられてきました。
その色味は、単なる赤ではなく、わずかに紫を含むことで深みと品格が加わった赤であり、平安貴族の衣装や能装束、婚礼衣裳など、格式ある場面を彩ってきた歴史があります。
日塗工番号「05-30T」紅赤|塗料色見本 目次
歴史・文化に見る「05-30T」 紅赤の由来と趣き
紅赤は、古代より「紅花(べにばな)」や「蘇芳(すおう)」などの染料で染められた色を指し、特に貴族や武家社会で高貴な色として珍重されました。
わずかな紫みは、陽光の下で赤が一層引き締まって見える効果をもたらし、華やかさと落ち着きが共存する独特の色合いを創り出します。
「紅赤」と呼ばれるこの色のルーツは、古代日本において貴重な染料とされた「紅花(べにばな)」にあります。紅花はシルクロードを通じて日本にもたらされ、平安時代以降、わずか数グラムの赤色素を得るために数千本の花が必要とされるほど、その抽出には多くの手間が掛かりました。
赤色の中でも、紅花で染めたものは特に「本紅(ほんべに)」と呼ばれており、その鮮やかで気品ある赤は、位の高い女性の衣装や装飾に用いられてきました。
紅赤の色合いには、命のような熱と心の奥深くに響くような艶やかさが宿っていると言われています。
紅赤は、単なる“赤”ではありません。わずかに紫を帯びることで、力強さと気高さを併せ持つ色調となって、平安貴族や公家装束、武家の甲冑・陣羽織にも用いられてきました。
戦国武将の中には、勝利を祈願して“赤備え”と呼ばれる朱や紅赤をまとった軍勢を率いた者もおり、「紅赤」は、勇敢さや威厳、信念の色としても象徴的に機能していたのです。
近代以降も紅赤の文化は廃れることなく、日本人の美意識の中に脈々と息づいています。明治~大正期の着物や帯には、伝統を踏まえつつもモダンな表現として紅赤の差し色が活かされ、ハイカラで艶やかな女性像を際立たせる手段として多用されました。
現代でも、紅赤に近い色味は祝いの席や舞台衣装など、“晴れ”の場面で使われることが多く、特別な意味を持つ色として根強い人気を誇っています。こうした背景から、「05-30T」は現代建築においても非日常感や個性、品格を演出するアクセントカラーとして注目されています。
「05-30T」 紅赤 色彩心理に見る“情熱”と“高貴さ”
赤は情熱や活力を象徴する色ですが、紅赤のように紫みを含む赤は、それに高貴さや知性を加えます。 外壁や玄関ドアなどに用いれば、存在感を放ちながらも上品にまとまるのが特徴です。
「05-30T」 紅赤 おすすめの塗装活用シーン
- 和風住宅の格子や木部:伝統的な意匠を引き立て、重厚感をプラス。
- 玄関ドア・門扉:来訪者に力強い第一印象を与えるポイントカラーに。
- 商業施設や店舗外観:看板や外壁の一部に用いて集客効果を高める。
「05-30T」 紅赤 艶感と塗装時の注意点
外壁には5分艶〜7分艶で塗装すると色の深みが増し、発色が美しく保たれます。
付帯部や鉄部は3分艶〜艶ありで仕上げ、強い赤をバランス良く引き締めるのがおすすめです。
また、発色が強いため、下地の色や塗布回数によって仕上がりが大きく変わる点には注意が必要です。
また「05-30T 」紅赤は、鮮やかで彩度の高い赤系塗料なので、下地の色がそのまま透けて発色に影響することがよくあります。 特に濃色の既存塗膜(黒や紺、グレーなど)が残った状態で塗り重ねた場合、赤がくすんでしまったりして本来の色味に仕上がらないといったケースが多く見られます。
そのため、発色の美しさを最大限に引き出すには、白やライトグレー系の下塗り材で明度を整えた上で、上塗りに進むのが理想的です。 特にサイディングやコンクリート素地など、下地の吸い込みが激しい素材では、下塗りの均一性が発色に大きな差を生みます。
さらに赤系の塗料は、他の色よりも「色ムラ」や「艶ムラ」が生じやすく、特に大面積に塗装した際はその傾向が顕著に現れます。その原因は、塗布量の不均一さ、乾燥不良、気温、湿度の影響、艶調整剤の分離などが挙げられます。
これらの不具合を防ぐためには、必ず規定回数(通常は3回塗り:下塗り+中塗り+上塗り)を守って、各工程で十分な乾燥時間を確保することが重要です。
また、上塗りのローラー目や刷毛跡が目立ちやすい色なので、塗り継ぎ部分にも注意が必要です。
「05-30T」 紅赤 建物スタイル別カラーコーディネート提案
- 和モダン住宅:黒や濃茶と合わせて、落ち着きと高級感を演出。
- 洋風クラシック:白やアイボリーと組み合わせ、鮮やかさを柔らげる。
- モダン建築:グレーやチャコールと合わせ、都会的で洗練された印象に。
「05-30T」 紅赤について まとめ
「05-30T」は、わずかな紫みを帯びた深みある赤で、華やぎと上品さを兼ね備えた色です。
伝統的な建築から現代的なデザインまで幅広く活用でき、印象的でありながら品を失わないそんな外観を求める方におすすめの一色です。
塗料・塗装色見本「05-30T」“紅赤(べにあか)”塗り替えイメージサンプル
塗料・塗装色見本 「05-30T」 紅赤(べにあか)塗り替えイメージサンプルです。
「05-30T」紅赤(べにあか)で外壁や室内壁の塗装工事を検討しているお客様はぜひ参考にしてください。
- 「05-30T」紅赤(べにあか)
基本色 -
見本板を「05-30Tの塗料」で塗りつぶした状態です。
- 「05-30T」紅赤(べにあか)
リシン -
吹付けリシン仕上げ チップ径5.0mm寒水石(5厘)入り 紅赤(べにあか)つや消し仕上げ
- 「05-30T」紅赤(べにあか)
スタッコ -
スタッコ吹き放し仕上げ チップ径8.0mmの紅赤(べにあか)つや消し仕上げ
- 「05-30T」紅赤(べにあか)
吹付けタイル -
吹き放し小玉 チップ径5.0mm 紅赤(べにあか)つや消し仕上げ
- 「05-30T」紅赤(べにあか)
吹付けタイルヘッドカット -
チップ径8.0mm 中玉ヘッドカット仕上げのイメージ 紅赤(べにあか)つや消し仕上げ
- 「05-30T」紅赤(べにあか)
マスチック -
マスチックローラー中目 微弾性フィラー下塗り(固め) 紅赤(べにあか)仕上げ
- 「05-30T」紅赤(べにあか)
ブリックタイル -
中毛ローラー塗り替え 紅赤(べにあか)平塗り仕上げ
- 「05-30T」紅赤(べにあか)
コテ仕上げ -
コテ押さえ 扇模様 紅赤(べにあか)中毛ローラー塗り替え 紅赤(べにあか)平塗り仕上げのイメージ
- 「05-30T」紅赤(べにあか)
櫛目模様 -
長毛ローラー塗り替え 紅赤(べにあか)平塗り仕上げ
- 「05-30T」紅赤(べにあか)
艶有り -
紅赤(べにあか)艶有り 吹付け仕上げ
- 「05-30T」紅赤(べにあか)
半艶 -
紅赤(べにあか)半艶 吹付け仕上げ
- 「05-30T」紅赤(べにあか)
艶無し -
紅赤(べにあか)つや消し 吹付け仕上げ
塗料・塗装色見本 「05-30T」 紅赤(べにあか)を外壁材の種類別に塗装したイメージを掲載していますが、おおよそのイメージになります。
05-30T紅赤(べにあか)を使った外壁・屋根の塗装工事のお見積りはこちら
「05-30T」紅赤(べにあか)を使った外壁や屋根の塗装工事は「名古屋の塗装専門店」小林塗装にお任せ下さい。
塗料・塗装色見本 「05-30T」“紅赤(べにあか)” 筆者
小林塗装 店主 小林ゆず
小林塗装の店主小林ゆずは、塗料色見本 「05-30T」 “紅赤(べにあか)” の筆者で、名古屋を拠点に「塗装工事の専門店」としてこれまで多くの現場に携わり、30年以上に亘り培ってきた豊富な知識と経験を大切にしてきました。
当店のホームページでは、そうした多く経験の積み重ねから得た確かな技術やノウハウを外壁・屋根・室内など塗装を検討されている一般のお客様に分かりやすくお伝えできるよう、コラムというカタチで発信しています。
塗装工事は、多くのお客様にとって一生のうちに何度も経験することではなく、「どの塗料を選べば安心なのだろう?」「そもそも何年くらいで塗り替えるのがいいの?」といった疑問や不安が尽きないものだと思います。
だからこそ、自分自身が専門家としての知識を惜しみなく共有しながら、どなたにも気軽に読んでいただける言葉で、少しでも安心や納得につながる情報をお届けすることを心掛けています。
これからも初めて塗装工事を検討される方はもちろん、ちょっとした疑問を感じている方にも、肩ひじ張らずに読んでもらえる情報を発信し続け、住まいに寄り添う塗装の専門家としてお役に立てたら嬉しいです。
一般のお客様にとって分かりやすく、役立つ情報発信をいつも心掛けています。




